最新の活動報告 > 新交通システムを調査/ ライトレールを視察/富山市


 東京都が誘致を進める2016年オリンピックのメーン競技場予定地への交通アクセスを調査・研究するため、上野和彦は11月1日、日本初の本格的LRT(軽量軌道交通)として昨年4月から運行されている富山市の富山ライトレール富山港線(富山駅北―岩瀬浜間の約7・6キロ)を視察しました。  同ライトレールは、市がJR富山港線を譲り受けて一部線路を付け替え、2両7編成の低床式路面電車(LRV)を導入したもので、第3セクターが運行しています。この日、路面電車推進室の職員からLRTについて説明を受けました。  LRTは(1)建設が低コスト(2)二酸化炭素(CO2)排出量の抑制――などの利点があり、また公設民営を基本として、(1)市が線路や電停などの施設整備費だけでなく、車両や施設の修繕費などを負担(2)電停の命名権やベンチドネーションを導入――するなど、運行会社の負担を軽減するサポート体制を充実させ、利用者への利便性に配慮したダイヤを編成しているとのことでした。その結果、JR富山港線時代に比べ、乗客は3・5倍に増加し、初年度から黒字経営になったとのことであります。  さらに、市では今後、北陸新幹線富山駅開業までに、駅南側で運行する既存の路面電車との接続や中心市街地での環状線整備など、路面電車のネットワーク化による公共交通網をめざしている――などとの説明がありました。


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