最新の活動報告 > 第二世代バイオ燃料で都バスが走る 10月から世界初の営業運行開始/東京モーターショーで試乗走行も


 『CO2排出を25%削減』 『渋谷――新橋駅間に2台導入』  東京都は、二酸化炭素(CO2)の排出を削減するため、従来のバイオ燃料より高い混合率で利用できる第二世代バイオディーゼル燃料(BHD=水素化バイオ軽油)を使用した都営バスを10月10日、試験的に導入しました。BHDは、CO2の排出を従来に比べて約25%削減でき、都によると、BHDを使用したハイブリッドバスでの営業運行は世界初の試み。10月26日から幕張メッセ(千葉市)で開催されている東京モーターショーにも出展し、試乗走行させました。  「第二世代」のバイオ燃料を使用した都バスは現在、JR渋谷駅(渋谷区)と同新橋駅(港区)を結ぶルートで2台、運行されています。バイオディーゼル燃料は、植物油などのバイオ原料油を軽油に混ぜて精製されたもので、CO2の排出量が少ないことで知られていますが、都によると、従来の「第一世代」の精製方法で一定の品質を確保するには、バイオ原料油の混合率は5%が上限。それに対して最新の精製方法による「第二世代」は、より多くバイオ原料油を軽油に混合することが可能で、CO2の排出も大幅に削減できるということでした。  CO2の排出削減に取り組んでいる都議会公明党は、バイオ燃料など環境負荷の少ない再生可能エネルギーの活用を一貫して推進してきました。2006年9月の都議会定例会では長橋桂一議員が代表質問に立ち、バイオ燃料を含むガソリンが、07年には一部のガソリンスタンドで販売が開始されることなどに触れ、「ディーゼル車への導入を研究し、都バスなどでも活用すべき」と提案しました。  これに対して村山寛司・都環境局長(当時)が、「ディーゼル車への導入の研究とともに、都が保有する車両においてバイオマス燃料を率先して利用するなど、その普及拡大に向けた取り組みを積極的に進める」と答弁し、具体的な取り組みが加速したのであります。  なお都は、「第二世代」バイオ燃料利用の都バス導入に先立ち、CO2の5%排出削減が見込まれる第一世代バイオディーゼル燃料を使用した都バスについても、10月1日から65台、運行を開始し、09年3月末まで効果を検証するとのことです。


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