最新の活動報告 > 軽度知的障害の生徒に希望!都立「永福学園」高等部を視察/就職率100%めざす




 上野和彦は5月30日、今年4月に開校した知的障害の軽い生徒を対象にした、特別支援教育を行う東京都立「永福学園」高等部・就業技術科を訪れ校内を視察しました。  「生徒の就職率100%を目指しています」と語る小林校長の案内で、授業の様子を視察するとともに、パソコンが並ぶ実習室や、介護を体験するためにベッドや浴槽が備えてある実習室などを見て回りました。  4月に入学した1期生100人が、都内全域から元気に登校してくる同学園は、1学年10クラスの編成(1クラス10人)。校内での疑似職場体験や、産業現場などでの実習を重視した教育が特色で、企業の実務者を講師とする授業も行われております。学園では、1年次のトライアル実習を経て、2年次からは各自の希望や適性に応じて、2系列からなる四つのコースに分かれて学ぶことになっております。具体的には、流通・サービス系列にビルクリーニングとロジスティクス(物流事務)の2コース、家政系列に食品と福祉の2コースがあります。  3年次には、卒業後すぐに就職するコースだけではなく、資格取得を目的とした専修学校などへの進学を目指すキャリアアップコースも用意されています。  また、同学園では、都が2006年度から導入した「就労サポーター」が、現場実習できる企業や、就職先の開拓を担うとともに、就職後の職場定着を支援します。  知的障害が軽い生徒の自立支援について都議会公明党は、04年3月の定例会本会議で「職業学科を増設していく必要がある」と主張するなど、一貫して職業教育や就労支援の充実に取り組んできました。  こうした中で、都教育委員会は04年11月、知的障害が軽い生徒を対象とする養護学校高等部 の設置計画を策定。05年10月には、その実現に向けた「基本計画検討委員会報告書」を発表し、永福学園の具体像を示していました。  この「報告書」は、既設の知的障害養護学校の高等部では、知的障害が軽い生徒が約60%在籍し、知的障害が中・重度の生徒と一緒に学んでいることを踏まえ、「教育的ニーズに十分対応したカリキュラムを編成・実施することが難しい状況」と指摘し、同学園設置の必要性を訴えています。  なお、都は同様の特別支援学校として、09年度に青梅東学園(仮称)、10年度に南多摩地区学園(仮称)の開校を予定しています。


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