最新の活動報告 > 水害対策の強化めざす/自然起立型防潮壁を視察

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上野和彦は平成26年4月17日、堺市にある日立造船株式会社を訪ね、同社が開発しました、電力も人的操作も必要としない世界初の自然起立型の防潮壁「neo Rise=ネオライズ」を視察しました。
同防潮壁は、洪水や津波などの際、川底や海底、地上に伏せておいたゲートが、水の浮力だけで自動的に起き上がるというものです。電力などの動力や人的操作は一切不要のため、災害時にゲート付近の作業員配置の必要性もなくなります。さまざまな幅や高さの防潮壁を開発することができ、今後は防潮堤や水門のほか、浸水被害の防止へ、ビルや地下街、地下鉄の入り口などにも活用できます。
視察を案内した同社・防災ビジネスユニットの仲保京一フラップゲート部長からは「世界初の自然起立型防潮壁は現在、国内8カ所で導入に向けて詰めの作業が進められている」との説明がありました。
このほか、電力を用いて強固な岩盤やコンクリートなどを安全・迅速に破砕できる新技術「放電破砕工法」の実験なども見て回りました。
地下街や地下鉄などの地下施設の浸水被害は、これまで平成24年、ニューヨークの地下鉄がハリケーン「サンディ」の高潮災害によって水没しましたし、翌年には京都で、市営地下鉄が台風18号により浸水被害を受けております。気象庁の発表によると、本年は、エルニーニョ現象により、梅雨期間が長く、豪雨が多く、台風は数は少ないが、規模の大きく日本を直撃する可能性が高くなるとのことであります。今回の視察を参考に、先端技術を駆使して、都市部での水害対策をさらに強化していきたいと決意しました。

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