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巨大地震から命を守る/防災バイク隊(静岡市)など視察



 大震災に備えた先進的な対策を首都直下地震対策に生かそうと、上野和彦は2月20日(木)、静岡市のオフロードバイク隊(愛称・スカウト)と、焼津市の新焼津魚港にある「フラップゲート式可動防波堤」の実験施設を視察しました。
 スカウトは、阪神・淡路大震災でバイクの機動力が有効だったことに着目し、1996年4月に発足。市防災対策課に設置された組織で31人(うち女性1人)の隊員は全て市職員です。普段は、それぞれが所属する部署(27課にまたがる)で日常業務に従事していますが、災害時にはバイクで被災地へ急行し、初期情報の収集と伝達を行うとのことです。現在、スカウトはオフロードバイク(22cc)34台、トライアルバイク(220cc)6台、トラック(8トン)1台を備え、デジタル地域防災無線、モールス信号、衛星携帯電話なども装備しています。
 これまでに、県内で起きた地震や集中豪雨で出動したほか、東日本大震災では先遣隊として現地に飛び約2カ月間にわたって活動し、岩手県から福島県まで約500キロの沿岸地域の被害調査を行うなど、機動力を発揮したとのことでした。
 スカウトの発案者で発足以来、隊員の指導に当たっている安本治之さんは「隊員の高齢化が進んでいる。いかに若い意欲のある隊員を確保し、育てていくかが大きな課題」と話していました。
 続いて新焼津漁港で、世界初の技術で開発されたフラップゲート式可動防波堤を視察しました。普段は海底に沈めてある巨大なゲートが、いざというときだけ海面に無動力で浮上し、津波や高潮を防ぐという新しいシステムを確認しました。
 視察を終え、バイク隊や新防波堤の開発には、市民の生命を守ろうという情熱を感じました。ぜひとも巨大地震に備える東京の防災対策に生かしていきたいと思います。

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