最新の活動報告 > 地中熱で省エネ促進/東京スカイツリー地区地域冷暖房




 東京都議会公明党は、再生可能エネルギー利用の現状を探るため、「東京スカイツリー地区」(墨田区)で地域冷暖房(DHC)の取り組みを視察しました。
 DHCとは、省エネなどのために、一定区域内の冷暖房や給湯をまとめて行うシステムのことです。タワーや周辺施設を含む広さ約10・2ヘクタールの同地区の場合は、世界最高水準の効率で冷暖房用の冷・温水を製造する機器が地下に複数設置されており、この中でも、国内のDHCで初めて導入した「地中熱利用システム」が大きな特徴となっています。
 地中の温度は地上に比べて、夏は涼しく冬は暖かい。この性質を利用した同システムでは、地中に敷設したチューブ内の水を循環させるなどして、夏には冷水、冬には温水を効率よく供給します。大気中に熱を放出しないため、ヒートアイランドの抑制にも効果があるといわれています。
 さらに同地区では、地下に約7000トンの大容量水蓄熱槽を設置。冷・温水を夜間電力で製造して蓄熱槽に蓄え、その熱エネルギーを日中の冷暖房に活用することで、昼間のピーク電力をカットしています。
 株式会社東武エネルギーマネジメントの今野真一郎常務取締役からは、「この地区では建物ごとの個別熱源方式に比べて、約44%の省エネと約48%の年間二酸化炭素(CO2)排出量削減を達成する想定だ」との説明がありました。
 地中熱は、これからの都市づくりの上で重要であります。太陽光発電とともに推進してまいります。

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